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いにしえの建築をめぐる旅

テーブルリフレクションの隠れ?スポット         【沙羅の寺 應聖寺】

鳥取旅行の帰りに寄ったのが兵庫県神崎郡福崎町にある「沙羅の寺 應聖寺」。
沙羅というのは夏椿とも呼ばれるお花のことで、毎年6月が見ごろとなります。
このお寺は沙羅をはじめ四季折々のお花を楽しめる「お花の寺」なんです。

そもそも、ですが。

今回、愛知県へ帰る途中、中国自動車道を降りて立ち寄ってみたわけだけど、お寺の方にも聞かれました。

「なぜここへ?」と。どこで知ったのか、と。

確かにそうですよね。僕も帰ってから周りの人に聞かれました。
誰かに聞いたわけでもなく、テレビや雑誌で知ったわけでもなく....。

そんな僕がこのお寺を知ったのは、何を隠そうGooleMapです(笑)。

僕は暇なときgoogle mapをプラプラ(?)していることが結構あって(ホント暇だな)、今回鳥取に行くと決めてから「どうせ鳥取まで行くのなら他にどこか行ってみたいところがないかな」とgoogle mapを眺めていたんです。

そこで見つけたのが應聖寺さんだったわけです。

写真でみたお寺の雰囲気、青々とした緑やお花などをみて雰囲気良さそうだなと思って寄ってみました(それと、名前に魅かれたというのもあります)。

お寺の方いわく最近は「テーブルリフレクション」がSNSで話題となりチラホラ見学客が来るのだとか。

なるほど、確かに僕が行った時も綺麗にリフレクションしてました。
思わずミーハーに撮っちゃいましたね。
特に画像処理等かけなくとも綺麗に撮れました。

それとこちらのお寺では、お抹茶とお菓子を頂くことができます(500円)。
特に見ごろのお花が咲いていたわけでもなかったけど、静かな縁側でお庭を見ながら贅沢な時間を過ごせました。
だって他にお客さんいなかったんですよ。贅沢ですよね。
おかげ様でぼーっとできてリラックスできました(疲れてるのか^^;)。

充分に「お寺時間」を満喫した後は、しばらく境内を散歩してました。
境内に鐘があって「好きにうっていい」とのことだったのでおそるおそる鐘をうってみた。
鐘をうったことあったかな?と思うくらい久しぶりにうったのでなんだか楽しかったです。
ここを訪れる子供たちは面白がって鐘を何回もうっていく、とお寺の方からお話を聞いたけどわかる気がする(笑)。
良い感じに「ゴ~ン」と鳴らしてお参りしてきました。

それと、見ごろではなかったけどここには「中尊寺のハス」がありました。
あの平泉の中尊寺です。
僕は岩手県盛岡市出身だけど、いや、こんなところで岩手が出てくるとは思わなかった。
旅行をしていると時々思わぬところで思わぬものに出会いますね。
なぜここにこれが?というようなもの。

愛知からは結構距離があるので、そういつも行ける場所ではないけれどゆっくり過ごせて良かったです。
自宅の近くにこんなお寺があったらなあと思いましたよ。
それに他にお客さんもいなかったためリフレクションも思う存分、撮ることができたし(笑)。
春~夏はお花や新緑も綺麗そうですのでぜひお近くに寄った際は訪れてみてはいかがでしょうか。ちなみに駐車場もちゃんとあります。