2023-01-01から1年間の記事一覧
旧藩主の邸宅シリーズ⑤は旧加賀藩主前田家16代当主の前田利為候が自身の居宅として昭和4年に建てた「旧前田家本邸」です。 現在、東京都目黒区の駒場公園内にひっそりと建っていて愛知から車で行ってきました。
兵庫県西宮市に位置する神戸女学院岡田山キャンパス。 岡田山という緑豊かな里山に建っているこのキャンパス内にはウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964)が設計した校舎が創建当時のまま建っており、現在も現役の校舎として使われています。…
阪急神戸線「芦屋川駅」から芦屋川に沿って北に向かい、開森橋交差点を超えると「ライト坂」という坂がみえてくる。 割と急な坂で、(たまたまだろうけれど)車の往来も多い。 ネット検索すると「ライト坂 事故」という検索ワードも出てくるので事故も多いの…
先日ネットニュースをみていたら「秋月藩400周年」の記事が目に入りました。 秋月藩は黒田長政の三男、黒田長興を藩祖として1623年に誕生した藩です。 現在の福岡県朝倉市を中心に栄え、今年で藩が誕生して400年ということで2023年は記念事業…
山形市の中央にある霞城(かじょう)公園。 その公園の南東側に旧済生館(きゅうさいせいかん)本館という洋館が建っています。 竣工したのは明治11年。 山形市の近代化を推進した三島通庸の命令によって建てられた洋風の病院です。
前回ご紹介した文翔館の前の道を東に10分ほど歩くと「山形県立博物館 教育資料 館」にたどり着きます。 この建物は「旧山形師範学校本館」として国指定重要文化財に登録されています。 文翔館からすぐ近くだったこともあり行ってきました。 閑静な住宅街の…
❝県都でもある山形は、ちょっとした高台のよい立地にあり、それに加えて県庁が本通りのいちばん上(かみ)というほかより抜きんでた位置にあるので、日本の町としてはめずらしく引き立って見えます❞ イザベラ・バード「日本紀行」より これは19世紀のイギ…
福島迎賓館に続いて見学したのが、すぐ近くにある天鏡閣です。 天鏡閣(正面) 天鏡閣とは 有栖川宮威仁親王殿下が東北旅行中、猪苗代湖畔を巡遊した際、この地の風光に魅せられ別邸として明治41年(1908年)に建築。 同年、大正天皇が行啓の際、「天…
山形旅行の続きですが、この日は山形を出て福島へ行ってきました。 米沢市から車で約1時間20分、国指定重要文化財である「旧高松宮翁島別邸」(福島迎賓館)とすぐ隣の天鏡閣へ行くためです。 猪苗代湖の湖畔に建っています 旧高松宮翁島別邸(福島迎賓館…
「旧藩主の邸宅シリーズ③」は米沢藩主13代目であり、そして最後の米沢藩主である上杉茂憲伯爵が建てた「上杉伯爵邸」です。 米沢、といえば米沢牛と前回書きましたがもちろん上杉謙信公の上杉家でも有名です。 米沢駅前には「ようこそ上杉の城下町 米沢へ…
小旅行で山形県へ行ってきました。いろいろ行きましたがまず最初の目的地は山形県米沢市です。 愛知県から飛行機で、こんな感じです。 県営名古屋空港↓山形空港↓空港バス↓山形駅↓レンタカー↓米沢市 飛行機で飛んでいる時間は約45分ほど。 あっという間に山…
前回、日泰寺と揚輝荘の記事を書いたけれど、一緒にオススメしたいのがすぐ近くにある旧古川為三郎邸。場所は日泰寺・揚輝荘のすぐ近く。揚輝荘から徒歩10分くらいの場所にある。
名古屋市千種区の覚王山エリアは現在、名古屋市の「住みたい町ランキング」でも1位になるような人気住宅エリアであり、名古屋市を代表する高級住宅街でもあります。ただ昔からそうだったというわけではなく、このエリアが覚王山と呼ばれ始めたのは、(名古…
鳥取旅行の帰りに寄ったのが兵庫県神崎郡福崎町にある「沙羅の寺 應聖寺」。沙羅というのは夏椿とも呼ばれるお花のことで、毎年6月が見ごろとなります。このお寺は沙羅をはじめ四季折々のお花を楽しめる「お花の寺」なんです。
1泊2日の鳥取旅行で行った「石谷家住宅」は、鳥取県八頭郡智頭町(やずぐんちずちょう)にある、敷地面積3000坪、部屋数40余り、7棟の土蔵を有する大規模な木造邸宅です。
今回の鳥取旅行を計画した時、「鳥取砂丘へ行こう」とは考えていなかった。 なぜなら1泊2日で予定がいっぱいだったし、(正直に言うと)鳥取砂丘にあまり期待していなかったから。 ちょっと広めの海岸の砂浜のようのものなんだろうなと思ってたんですよね←…
「旧藩主の邸宅」第2回目は旧鳥取藩主である池田家の第14代当主池田仲博侯爵が建てた「仁風閣」をご紹介します。